APIゲートウェイ

APIゲートウェイは、いくつかのアプリケーションAPIを集約し、それらを一か所で利用可能にするツールです。 これにより認証や認可、またはアプリケーション間のリクエスト数を制限するなどの重要な機能を中央管理された場所に集約することができます。 APIゲートウェイは、(しばしば外部の)APIの利用者に対する共通のインターフェースとして機能します。

解決すべき問題はなんですか

外部の利用者にAPIを提供する場合、すべてのアクセスを管理・制御するための一つのエントリーポイントが必要になります。 さらに、それらのやり取りに機能を適用する必要がある場合、APIゲートウェイを使用するとアプリのコードを変更することなく、すべてのトラフィックに対して一様にそれを適用することができます。

どのように役に立つのでしょうか

アプリケーション内のさまざまなAPIに対して単一のアクセスポイントを提供するAPIゲートウェイは、組織の横断的なビジネスロジックやセキュリティロジックを一箇所に集中して適用するのを容易にします。 また、アプリケーションの利用者がすべてのニーズに対して単一のアドレスを通じてアクセスできるようにもします。 APIゲートウェイは、システム内のすべてのウェブサービスへのリクエストに対して単一のアクセスポイントを提供することで、セキュリティやオブザーバビリティなどの運用上の懸念を簡素化することができます。 すべてのリクエストがAPIゲートウェイを通過するため、メトリクス収集、レート制限、認証などの機能を追加するための単一の場所となります。


最終更新日 April 11, 2024: [ja] Revise `content/ja/*.md` (#3040) (c2c5fb6)