クライアントサーバーアーキテクチャ
クライアントサーバーアーキテクチャでは、アプリケーションを構築するロジック(あるいはコード)が2つ以上のコンポーネントに分割されます。 それは作業の実行を要求するクライアント(例えばウェブブラウザで実行されるGmailのウェブアプリケーション)と、その要求を満たす1つ以上のサーバー(例えばクラウド内のGoogleのコンピューターで実行されるメール送信サービス)です。 この例では、あなたが書いた送信メールは、クライアント(ウェブブラウザで実行されるウェブアプリケーション)によってサーバー(あなたの送信メールを受信者に転送するGmailのコンピューター)へ送られます。
これは、(例えばデスクトップアプリケーションのような)すべての作業を一つの場所で行う自己完結型のアプリケーションとは対照的です。 例えば、Microsoft Wordのようなワードプロセッサープログラムは、あなたのコンピューター上にインストールされ完全にあなたのコンピューター上で実行されます。
解決すべき問題はなんですか
クライアントサーバーアーキテクチャは、自己完結型のアプリケーションが抱える、定期的な更新という大きな課題を解決します。 自己完結型アプリでは、更新のたびにユーザーは最新バージョンをダウンロードしてインストールする必要があります。 Amazonの商品カタログ全体を、ブラウジングする前に自分のコンピューターにダウンロードすることを想像してみてください!
どのように役に立つのでしょうか
リモートサーバーやサービスでアプリケーションロジックを実装することにより、オペレーターはクライアント側のロジックを変更することなく、それを更新できます。 これによって更新をより頻繁に行うことができます。 データをサーバー上に保存することで、多くのクライアントが同じデータを見て共有することができます。 オンラインのワードプロセッサーを使用することと、従来のオフラインのワードプロセッサーを使用することの違いを考えてみてください。 前者ではファイルはサーバー側に存在し、他のユーザーがサーバーからダウンロードするだけで共有することができます。 従来の世界では、ファイルはリムーバブルメディア(フロッピーディスク!)にコピーされ、個別に共有される必要がありました。
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