仮想化

クラウドネイティブコンピューティングにおける仮想化とは、 サーバーとも呼ばれる物理コンピューターを確保し、その上で複数の隔離されたオペレーティングシステムを動かせるようにするプロセスを指します。 そういった隔離されたオペレーティングシステムとそれらに割り当てられた計算資源(CPU、メモリ、ネットワーク)は、仮想マシンやVMと呼ばれます。 仮想マシンはソフトウェア的に作り出されたコンピューターを意味します。 仮想マシンは実際のコンピューターのように見えたり動作したりしますが、他の仮想マシンとハードウェアを共有しています。 クラウドコンピューティングは主に仮想化技術の恩恵を受け提供されています。 例えば、AWSで作成し使用できる「コンピューター」は実際のところはVMです。

解決すべき問題はなんですか

仮想化によって、我々は多くの課題に対処することができます。 例えば、仮想化によって同じ物理的なハードウェア上により多くのアプリケーションを互いに隔離しつつ動かすことができるので、セキュリティを保ったまま物理マシンの使用率を改善することができます。

どのように役に立つのでしょうか

仮想マシン上で動作しているアプリケーションは、お互いが物理的なコンピューターを共有していることを意識しません。 また、データセンター利用者は仮想化によって新たなコンピューター(すなわちVM)を数分以内に起動できるようになります。 その際に新しいコンピューターをデータセンターに追加する際の物理的な制約を気にする必要はありません。